東証反発、150円高 景気回復に期待、金利に不安も

東京都内の株価ボード=3日(AP=共同)

 3日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、前日比150円93銭高の2万9559円10銭で取引を終えた。米追加経済対策の実現や新型コロナウイルスワクチンの普及に伴う将来的な景気回復が期待された。ただ金利の急変動が今後の波乱要因になりかねないとの不安から下げに転じる場面もあった。

 東証株価指数(TOPIX)は9・69ポイント高の1904・54。出来高は約12億600万株。

 平均株価は一時200円近く上がった。バイデン米政権が議会審議を経てコロナ対策の巨額財政出動に踏み切れば、消費を刺激し景気を支えると意識された。


  • LINEで送る