東大理事ら執行部、過半数女性に 4月から新学長体制

 東大が4月以降の新体制で、学長、副学長、理事の計9人のうち過半数の5人を女性とする方針を決めたことが2日、大学関係者への取材で分かった。文部科学省によると、国立の総合大学で、理事ら執行部の過半数を女性が占めるのは珍しい。

 現在の五神真学長(63)が3月末に任期満了で退任して藤井輝夫氏(56)の就任が決まっている。新体制発足とともにダイバーシティー(多様性)の推進を図る狙いがあるとみられる。

 大学関係者によると、2日の学内会議で方針が示された。4月1日に正式発表する。現在は理事ら9人のうち女性は3人となっている。


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