震災、政府追悼式2年ぶりに開催 11日午後、東京・国立劇場で

2019年3月11日、東京都千代田区の国立劇場で行われた政府主催の東日本大震災追悼式

 政府は1日、東日本大震災から10年となる11日午後に、東京の国立劇場で追悼式を開く方針を固めた。2日に閣議決定する。昨年は新型コロナの影響で中止しており、2年ぶりの開催。菅義偉首相らが参加し、地震が起きた午後2時46分に黙とうする。

 政府の追悼式は、発生から1年を迎えた2012年から毎年開催してきた。19年に開かれた前回の追悼式には岩手、宮城、福島の被災3県の遺族代表や、秋篠宮ご夫妻ら約940人が参列した。今年は感染防止のため座席の間隔を空ける必要があり、参加者を大幅に絞り込む。遺族代表に関しては、参加の方向で調整している。


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