JR東が採用ほぼ半減、7百人に 2022年度、コロナで業績悪化

 JR東日本は1日、2022年度入社の採用人数を21年度採用見込みの約1300人からほぼ半減に当たる約700人にする計画を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で業績が悪化し、収束の見通しも立っていないため。

 約700人のうち総合職が約60人、勤務地域を限定するエリア職は約640人。多くは新卒で、中途採用は計画全体の約2割とする予定。700人はエリア職採用を始めた1991年以来、最少規模という。

 JR東は2021年3月期連結業績の純損益が4500億円の赤字(前期は1984億円の黒字)になると見込む。


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