中国2月の景況感、3カ月続落 民間調査、コロナ影響

 【北京共同】英調査会社IHSマークイットは1日、中国の2月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が50・9だったと発表した。前月から0・6ポイント下落し、3カ月連続で前月を下回った。好不況を判断する節目となる50は10カ月連続で上回った。

 新型コロナウイルスの世界的な再流行により販売が苦戦。とくに輸出の業務量が落ち込んだ。

 各種規制による供給の停滞や、原材料価格の高騰も企業の負担となっている。ただ、業界の先行きに対する見通しは楽観的だとしている。

 中国当局が2月末に発表したPMIも50・6となり、3カ月連続で下がった。


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