栃木山火事、鎮圧に向け消火再開 発生9日目、延焼ほぼ収まる

栃木県足利市の山林火災で消火活動に当たるヘリ=1日午前9時23分

 栃木県足利市の両崖山(251メートル)一帯で起きた山林火災で、地元消防などが1日、消火活動を再開した。発生9日目。市によると、延焼はほぼ収まっており、同日中に鎮圧する見通し。

 山林火災は2月21日に登山者の119番で判明。23日から焼失面積が急拡大し、25日午後には約100ヘクタールに達した。風が弱まった26日の拡大幅は6ヘクタールにとどまり、それ以降は約106ヘクタールのまま広がっていない。

 1日は午前6時半から、栃木県と群馬県の消防隊員ら約200人が入山。防災ヘリコプターなどと連携し、燃えている場所を探しながら消火作業に当たった。


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