みずほ銀行、ATMの復旧急ぐ 全面再開目指し、再起動の作業

みずほ銀行の看板

 みずほ銀行は1日、前日のシステム障害で出金などができなくなった現金自動預払機(ATM)について、午前7時の全面再開を目指して復旧作業を進めた。2月28日夜の時点では全国の拠点にある自行ATMの過半を占める約3千台が停止。インターネットバンキングも一部の取引でトラブルが発生した。

 障害ではATMに挿入したキャッシュカードや通帳が戻らず、多くの顧客が足止めを強いられた。残されたカードや通帳を回収し、再起動させる作業に当たった。

 システム上の不具合は、定期預金取引のデータ更新作業で生じたことが判明。みずほ銀は、この根本的な不具合は既に解消されたと説明している。


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