群馬・桐生の山林火災は鎮圧 25日に発生

 群馬県桐生市は27日、同市黒保根町で25日に発生し、延焼を続けていた山林火災が鎮圧状態になったと発表した。下草などに火種が残っている可能性があり、28日も陸上自衛隊のヘリコプターと消防が消火活動を行う。

 市によると、27日は新潟県と千葉市の防災ヘリ各1機、自衛隊ヘリ2機が上空から散水、消防が地上で消火にあたった。夕方には煙がほぼなくなったという。

 この火災で約20ヘクタールが焼失、近くに住む男性(79)が両脚などにやけどを負った。県警によると、25日午前、この男性が山中でドラム缶に杉の葉を入れて燃やしていたところ、下草に燃え移り広がったとみられる。


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