柏崎原発の燃料装填の計画見直し 東電、工事未了新たに1件

 東京電力は26日、再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)の原子炉への核燃料装填について、3〜4月に行うとしていた計画を見直すと発表した。実施時期は未定。安全対策工事の未了が新たに1件見つかり、計3件となったことも明らかにした。

 東電によると、装填計画の見直しは、工事未了のほか、昨年9月に起きた所員によるIDカード不正使用問題を踏まえ決めた。

 新たな工事未了は7号機の原子炉建屋地下1階で見つかった。床を配管が貫通する場所で、止水工事が行われていなかった。原因を調べている。


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