柔道、丸山が選抜体重別出場へ パリ五輪へ再出発

丸山城志郎

 昨年12月に阿部一二三(パーク24)との東京五輪代表決定戦に敗れた柔道男子66キロ級の丸山城志郎(ミキハウス)が、全日本選抜体重別選手権(4月3、4日・福岡国際センター)に出場することが25日、関係者の話で分かった。6月開催予定の世界選手権(ブダペスト)代表入りを目指し、2024年パリ五輪に向けた再出発となる。

 19年に世界選手権で初優勝した27歳の丸山は、日本柔道史上初の「ワンマッチ」となった五輪代表決定戦で、24分間に及ぶ死闘の末に惜敗。初の五輪切符を逃した。関係者によると、1月中旬から母校の天理大で稽古を再開しているという。


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