感染の10日以内発症が96%超 新型コロナ、和歌山県が分析

 和歌山県は25日、新型コロナウイルス感染者の96・6%が、ウイルスに接触したとみられる日から10日以内に発症したとの分析結果を発表した。県福祉保健部の野尻孝子技監は「濃厚接触者の健康観察は、2週間は必要だ」としている。

 県は、昨年2月13日から今月15日までに確認した感染者のうち、発熱など何らかの症状が出て感染の機会を推定することができた417人を調査した。感染機会から平均4・7日後に発症。最も遅かったのは14日後だった。


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