JR東、車窓に観光地情報を投影 「リゾートしらかみ」に試験導入

車窓に気象情報や観光PR画像を重ねて映す「e―モーションウインドウ」のイメージ(JR東日本秋田支社提供)

 JR東日本秋田支社は25日、車窓に気象情報や観光PR画像を重ねて映す「e―モーションウインドウ」を、青森と秋田を結ぶJR五能線の観光列車「リゾートしらかみ」に試験導入すると発表した。国内初の試みだという。4月2日から。

 同社によると、1日に上下1編成ずつ走る「青池」で、両端車両の展望室に設置する。縦約0・7メートル、横約1・2メートルの有機ELディスプレーを窓ガラスに挟み込むことで、実際の景色をバックに沿線の観光地情報などが得られる。

 リゾートしらかみは、青森(一部は弘前)―秋田間を走行し、車窓からの日本海や白神山地の眺望で人気が高い。


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