自動車の世界生産、1月は4%減 半導体不足、コロナ再拡大響く

 自動車の国内大手8社が25日発表した1月の世界生産台数は、前年同月比4・5%減の212万3654台だった。世界的な半導体不足による減産や、新型コロナウイルスの感染再拡大などが響き、2カ月ぶりに減少した。増加したのはトヨタ自動車と日産自動車のみで、6社が前年割れとなった。

 トヨタは4・0%増の74万1704台。中国で「カローラ」が伸びたほか、北米も好調だった。日産は2・4%増の37万1532台。販売が堅調な中国でセダン「シルフィ」などの生産が伸びた。

 ホンダは、8・8%減。SUBARU(スバル)は29・2%減と大きく減った。


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