東証反発、終値496円高 買い注文が先行

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 25日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。終値は前日比496円57銭高の3万0168円27銭で、24日に割り込んだ3万円の大台に再び乗せた。米国の金融緩和策の長期化を見越して、今後の成長が期待できるIT関連株が買われ、取引時間中の上げ幅は一時500円を超えた。

 東証株価指数(TOPIX)は23・16ポイント高の1926・23。出来高は約14億6千万株。

 FRBのパウエル議長の議会証言を受け、米国の金融緩和策が一段と長期化する可能性があるとの見方が広がった。投資マネーが流入するとの思惑から24日の米国市場でハイテク関連株が上昇していた。


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