米で3例目ワクチン実用化近づく J&J、当局が安全性確認

 【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は24日、米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンの有効性と安全性を確認したとの評価書を公表した。評価書を基に26日、FDAの諮問委員会が緊急使用許可の是非を審議。その後、FDAが許可を判断する。米国で3例目の新型コロナワクチンの実用化が近づいた。

 米国で先に実用化したファイザー製とモデルナ製は2回接種が必要だが、J&Jのワクチンは1回で済み、接種が速やかに広がると期待されている。J&Jは米国に6月末までに計1億回分を供給する。日本政府と供給の合意はない。


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