2021年2月24日 09:46 | 無料公開
【ブリュッセル共同】英製薬大手アストラゼネカは、欧州連合(EU)への4〜6月の新型コロナウイルスワクチンの供給量が契約の半分より少ない「9千万回分未満」になる見込みだとEU側に伝えていたことが分かった。ロイター通信が23日、EU当局者の話として報じた。アストラ社は1〜3月分も既に大幅削減を通告。夏が終わるまでに成人の70%に接種するEU計画に影響が出そうだ。
日本も同社と1億2千万回分の契約を結んでいるが、日本への供給に影響があるかどうかは不透明。
EUの行政府、欧州委員会はアストラ社と1億8千万回分のワクチンを4〜6月に調達する契約を結んでいた。