トヨタ、静岡で「未来の街」着工 先端技術で社会課題を解決

トヨタ自動車が静岡県裾野市で計画する先端技術都市「ウーブン・シティ」のイメージ

 トヨタ自動車は23日、静岡県裾野市で計画する先端技術都市「ウーブン・シティ」の建設に着手した。今後、人を住まわせて自動運転をはじめとする人工知能(AI)や通信を活用した実験を行い、社会課題の解決に役立つ新たなサービスや製品の開発につなげる。23日の地鎮祭で豊田章男社長は「多様性を持つ人々が幸せに暮らせる未来を創造することに挑戦する」と意欲を示した。

 ウーブン・シティは街全体をITでつなぐ次世代都市「スマートシティー」と位置付けられる。

 子会社のトヨタ自動車東日本の東富士工場跡地、約70万平方メートルに建設。住人は約360人で始め、2千人以上を想定する。


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