JTBが減資で中小企業扱いに 税の優遇措置受ける狙いか

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 旅行大手のJTBが、資本金を現在の23億400万円から1億円へ減資することが23日、分かった。3月31日付。税法上は中小企業扱いになることで、税の優遇措置を受ける狙いがあるとみられる。新型コロナウイルス流行による旅行需要の激減で厳しい経営環境にあり、JTBは「財務基盤の健全化を図る」と説明した。

 JTBは非上場だが、売上高1兆円、グループ従業員2万人を超える大企業。中小企業扱いによる優遇は、事業規模に応じた税負担の公平性の観点から議論を呼びそうだ。同様の動きはスカイマークや毎日新聞社でもあり、他の大企業が続く可能性がある。


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