大関朝乃山、合同稽古へ意欲 故郷の富山に思いはせる

高砂部屋で汗を流す朝乃山(左から2人目)=東京都墨田区(代表撮影)

 大相撲の大関朝乃山は18日、東京都墨田区の高砂部屋で相撲は取らず四股などの基本運動で汗を流した。20日からの合同稽古でペースを上げる意向で「勝敗を気にせず、しっかり稽古をしてけがをしないようにやっていきたい」と意気込んだ。

 春場所(3月14日初日・両国国技館)での目標は2度目の優勝。「優勝しないと横綱という話は出てこない。難しい立場にいるけど、それぐらいの気持ちでいかないといけない」と自らに言い聞かせた。

 稽古後には同じ富山県出身の女優柴田理恵さんからの差し入れが届いた。コロナ禍のため、1年ほど帰省できておらず「富山の空気を吸いたい」と思いをはせた。


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