千葉県で11例目の鳥インフル 3万9千羽を殺処分へ

 千葉県は15日、同県匝瑳市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたと発表した。同県の農場での発生は今季11例目。飼育している約3万9千羽を殺処分する。

 県によると、14日に農場から採卵用のニワトリ5、6羽がまとまって死んでいると通報があり、簡易検査で陽性が出た。15日未明に遺伝子検査で陽性が確定した。

 県は、この養鶏場から半径3キロ以内を家禽や卵の移動を禁じる「移動制限区域」とし、3〜10キロを域外への搬出を禁じる「搬出制限区域」に設定。周辺の養鶏場の検査や消毒をする。


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