1週間は6強程度に注意を 気象庁が臨時記者会見

福島、宮城両県での強い地震を受け、記者会見する気象庁の担当者=14日午前1時12分、気象庁

 宮城県や福島県で最大震度6強を観測した地震の発生を受け、気象庁は14日午前1時10分から臨時記者会見を開き、東日本大震災の余震と考えられるとした上で、揺れが強かった地域では今後1週間程度、震度6強程度の地震に注意が必要と呼び掛けた。

 気象庁は今回の地震が沈み込んだ太平洋プレート内部で発生したとの見解を示した。地震の規模はマグニチュード7・3と大きかったものの、震源の深さが55キロと深いことを津波被害の心配がないとした根拠とした。

 また、福島県の中通りでは長周期地震動を観測した。階級は最高の4で、高層階では立っていられないほどの揺れに襲われた可能性がある。


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