両陛下、東北被災者にお見舞いへ 震災10年、オンライン活用

天皇、皇后両陛下

 天皇、皇后両陛下が、東日本大震災の発生から10年を迎える岩手、宮城、福島の3県をオンラインでそれぞれ結び、被災者を見舞われる方向で調整が進んでいることが10日、宮内庁関係者への取材で分かった。

 関係者によると、新型コロナウイルス感染拡大で現地訪問が難しい中、両陛下の希望も踏まえ、被災からの復興状況を視察し、被災者らと懇談する予定。2月中に福島をオンラインで結んで、岩手、宮城も日を置いて順次実施する。両陛下は3月11日に政府主催の追悼式があれば、出席する方針。

 両陛下は1月にも、昨年7月の豪雨で被害を受けた熊本県の被災者らと、オンラインで懇談した。


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