2021年2月5日 19:07 | 無料公開
有識者でつくる日本ジオパーク委員会は5日、貴重な地形や地質を持つ自然公園「日本ジオパーク」に11地域を再認定したとの定期審査結果を発表した。このうち南アルプス(長野)と白滝(北海道)は条件付き再認定とした。ほかに桜島・錦江湾(鹿児島)のエリア拡大も認めた。
南アルプスは地元自治体が「パワースポット」を強調して誘客するなどしており、委員会は「非科学的でジオパークの理念にそぐわない」と批判。白滝は「事務局の人員削減で活動が停滞している」とした。定期審査は原則4年に1度だが、条件付きの場合は2年後に再審査を受ける。