首都高料金改定へ、長距離値上げ 来年4月から、深夜割引を導入

 国土交通省は5日、首都高速道路の料金を来年4月から改定する方針を明らかにした。普通車で最大1320円としている上限料金を見直し、長距離を走った場合は値上げする一方、午前0〜4時の深夜割引を導入する。同日開いた社会資本整備審議会部会で報告した。詳しい料金体系はこの春に示す。

 首都高や、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)など、首都圏の高速道路は建設費や需要の違いなどから、料金体系がばらばらだった。国交省は2016年、原則として同水準になるよう統一したが、首都高を35・7キロ以上走行した場合は、距離に関係なく上限料金が適用されている。


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