個人情報の収集制限強化へ 米アップル、今春新機能を導入

アップルのロゴ

 【ニューヨーク共同】米アップルは28日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などの基本ソフト(OS)に、アプリ開発業者による個人情報の収集を制限する新機能を今春導入する方針を明らかにした。利用者がデータを管理しやすくする。個人情報を広告に活用している米交流サイト大手フェイスブック(FB)などが打撃を受けるとみられる。

 アプリ業者が他社のアプリやサイトを横断して個人の行動を追跡する場合、端末利用者の許可が必要になる。端末画面に追跡を許可するかどうかの確認のメッセージが表示されるほか、追跡許可の設定をいつでも変えられる仕組みも設ける。


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