2021年1月28日 13:05 | 無料公開
郵便切手「電気炉」の拡大写真。右側が模造品=28日午前、警視庁高輪署
インターネットオークションで郵便切手の模造品を売ったとして、警視庁保安課は28日、郵便切手類模造取締法違反の疑いで、富山市の男性会社員(56)ら4人を書類送検した。同課によると、コレクターに人気の図柄を販売。中でも戦後初期に作られた「電気炉」の図柄は、正規品なら1枚8万5千円ほどで取引されるという。同法での立件は全国初とみられる。
4人に面識はなく、オークションで元々出回っていた模造切手をそれぞれ入手し転売していたとみられ、「小遣い稼ぎだった」と容疑を認めている。