一風堂、シフト未定分は補償せず 時短によるバイト休業手当

 博多ラーメン店「一風堂」のアルバイト従業員が、緊急事態宣言を受けた営業時間短縮に伴う休業手当を求めている問題で、運営会社が従業員の加入する労働組合に対し、勤務シフトが確定していない分の手当は支払わないと通知したことが27日、分かった。

 政府は企業が従業員に支払った手当を補填する雇用調整助成金が「シフト制の非正規も対象となる」と強調、企業に手当支給を直接促すなど働き掛けを強化する方針だ。

 一風堂は宣言を受け時短を実施。横浜市内の店舗に勤める従業員は店長から、既にシフトが確定していた1月前半分の手当は支払うが、同後半は対象外と伝えられていた。


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