3月の大相撲春場所は東京開催か コロナ禍、協会理事会で協議

 大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪での実施を目指してきた3月14日初日の大相撲春場所について、新型コロナウイルス感染状況により、東京都墨田区の両国国技館で開催される可能性が高まっていることが27日、日本相撲協会関係者の話で分かった。地方場所は昨年3月の春場所を最後に途絶えている。相撲協会は28日に国技館で定例理事会を開き、春場所の運営方式を協議する。

 これまで感染症の専門家が大阪市の会場などを視察し、感染対策について準備を進めてきた。緊急事態宣言が期限の2月7日で解除されるか否かが不透明な点、宿舎の分散による医療体制の確保が懸念されているという。


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