2021年1月27日 18:11 | 無料公開
政府は27日、バイデン米新政権下で行われた初の日米外相電話会談を受け、茂木敏充外相の訪米に向けた調整に入った。両国の新型コロナウイルス感染症の抑制状況を見極めた上で、早ければ2月中旬を目指して対面による日米外相会談を実現したい考えだ。東・南シナ海から西太平洋へと軍事力を拡張する中国や、北朝鮮の核・ミサイル開発を見据え、日米同盟の強化を図る。
茂木氏は27日午後の参院予算委員会で、ブリンケン米国務長官との電話会談で「朝鮮半島の非核化を進め、関連する国連安全保障理事会決議を履行することが極めて重要だとの認識で一致した」と明らかにした。