米野球殿堂、8年ぶり該当者なし シリング氏ら落選

 【ニューヨーク共同】米国野球殿堂は26日、今年の記者投票結果を発表し、8年ぶりに殿堂入りメンバーに該当者がいなかった。レッドソックスなどで通算216勝を挙げたカート・シリング氏らが有力候補に挙がっていた。

 全米野球記者協会に10年以上在籍する記者の投票で75%の得票が条件。ジャイアンツなどで歴代最多の通算762本塁打を記録したバリー・ボンズ、レッドソックスなどで通算354勝のロジャー・クレメンス両氏は現役時代の薬物使用が取り沙汰された影響で、10年目が最終の有資格9年目の今回も落選した。


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