グレタさん各国温暖化対応を批判 ダボス会合で「曖昧かつ不十分」

グレタ・トゥンベリさん

 【ロンドン共同】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)が25日、スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム(WEF)」が主催したオンライン会合「ダボス・アジェンダ」に参加し、地球温暖化対策として各国政府などが設定している目標は「曖昧かつ不十分」だと批判した。

 グレタさんは、各国が掲げる温室効果ガス排出量の削減目標実現に悲観的な見解を表明。長期的な目標設定は「自宅が燃えているのに消防署への連絡を10年も20年も30年も待つ」ようなものだと指摘した。

 グレタさんは、温暖化を真の危機として扱わない限り、十分な変化は得られないと主張した。


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