バイデン氏、米欧関係強化へ意欲 マクロン仏大統領に伝達

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は24日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、北大西洋条約機構やEUを通して米欧関係の強化を目指す考えを伝えた。ホワイトハウスが発表した。バイデン氏は23日もジョンソン英首相と同盟深化を確認しており、トランプ前大統領が軽視して傷ついた米欧同盟の修復に本格的に着手した。

 米仏両政府によると、両首脳は気候変動や新型コロナウイルス、世界経済の回復といった共通の課題への取り組みに向け「多国間で構成する国際機関を含めて緊密な連携が必要だ」との認識で一致した。コロナ対策ではWHOを通した途上国支援で協力することを確認した。


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