三賞、初Vの大栄翔が殊勲と技能 技能に照ノ富士、翠富士

 大相撲初場所千秋楽の24日、三賞選考委員会が開かれ、西前頭筆頭で初優勝の大栄翔が殊勲賞と技能賞に輝いた。3大関など出場した三役7人全員を倒して13勝。殊勲賞は昨年7月場所以来3度目で、技能賞は初。

 技能賞は2大関を破って11勝の関脇照ノ富士が3度目。新入幕で肩透かしなどの技が光って9勝6敗の翠富士が初受賞した。3人が技能賞を獲得するのは初めて。

 敢闘賞は2018年秋場所以来の該当者なし。西前頭15枚目で23歳の琴ノ若、再入幕の明瀬山は勝てば初の受賞だったが、ともに敗れた。明瀬山は35歳6カ月で名寄岩に次ぐ史上2番目の年長初受賞を逃した。


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