東京五輪、23日で開幕まで半年 感染拡大、海外選手に不安と期待

 東京五輪は23日、開幕まで半年となった。新型コロナ感染拡大で、11都府県に緊急事態が宣言されている中で迎えた節目の日。大会組織委などによる公式イベントはなかった。予定通りの開催に懐疑的な見方が国内外で広がり、海外選手からは不安の声が漏れる。一方で大舞台の実現を望む声も変わらず上がり続けている。

 バレーボール女子で韓国のエース金軟景は聯合ニュースに対し「開催の希望は持っているが、期待感は失ってきている」との思いを明かした。英国代表に決まったリオ五輪男子100m平泳ぎ金のアダム・ピーティは「課題は多いけど、五輪が開催されるという希望を持っている」と述べた。


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