副操縦士、乗務中に景色を撮影 スカイマーク、国交省が厳重注意

 国土交通省は22日、スカイマークの副操縦士の男性(24)が乗務中にスマートフォンで操縦室の窓から外の景色を撮影して見張りの義務を怠ったとして、同社を厳重注意した。同社は副操縦士を乗務停止処分と懲戒処分(降職)にし、監督を怠ったとして同乗した機長を乗務停止処分と懲戒処分(けん責)とした。副操縦士はこの日が初フライトだった。

 国交省と同社によると、先月21日午後5時半ごろ、羽田発那覇行きスカイマーク521便に乗務していた副操縦士が離陸上昇中に窓の外の景色を撮影した。副操縦士は翌日、自身のツイッターアカウントに写真を投稿。1月5日に社内からの通報で発覚した。


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