春の東海道新幹線、7千本運行 臨時列車計画、「ながら」終了

運転終了が決まった夜行列車の快速「ムーンライトながら」(JR東日本提供)

 JR各社は22日、春(3〜6月)の新幹線と在来線の臨時列車運転計画を発表した。東海道新幹線は、山陽新幹線に直通する分を含め計7393本を運行。新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が出ていた昨年3〜6月の運行実績4484本を大きく上回る。ただ、各社はコロナ禍の影響を踏まえ、計画の変更があり得るとしている。

 在来線では、夜行列車の快速「ムーンライトながら」(東京―大垣)が運転を終了。春、夏、冬の臨時列車として走らせてきたが、高速バスとの競合や旧国鉄時代の車両「185系」の老朽化で、今後は運行しないと決まった。昨年3月29日の上り列車がラストランとなった。


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