2021年1月21日 20:28 | 無料公開
菅義偉首相は21日の参院本会議の代表質問で、新型コロナウイルス感染症ワクチンについて「全体として3億1千万回分を確保できる見込みだ」と述べた。これは、20日に正式契約を発表した米ファイザー製を含め、政府が契約した欧米3社の合計の供給量を意味する。
厚生労働省によると、ワクチンの供給量は、ファイザーが1億4400万回分、英アストラゼネカが1億2千万回分、米モデルナが5千万回分。1人につき2回の接種を想定しているため、計1億5700万人分となる。
政府関係者は21日、第1弾としてファイザー製1万回分超が2月中旬に日本に届く見通しであることを明らかにした。