2021年1月21日 15:18 | 無料公開
楽天の育成を含む新人7選手が21日、今年で10年となる東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県名取市閖上地区を訪れ、震災メモリアル公園内の慰霊碑に献花した。ドラフト1位新人の早川隆久投手(早大)は当時、太平洋に面した出身地の千葉県横芝光町で被災しており「心を締め付けられるような感じがあった」と振り返った。
小学6年生だった11年3月11日、津波が押し寄せ、避難所となった学校で一夜を過ごした。実家は海が目の前で床下浸水した。震災復興伝承館も見学して避難所の資料などを見つめ「被災地の方々の思いが分かるところはあると思う。胸に秘めながらやれたら」と話した。