交通違反と3百件超誤摘発、埼玉 ミニバイク右折で埼玉県警

 埼玉県警は20日、県内の交差点3カ所で2012年以降、ミニバイクの交通違反を342件、誤って摘発していたと発表した。取り締まりが可能な要件を満たす道路として、県公安委員会の決定を受けていなかったためで、反則金を還付し、違反点数を取り消すとしている。

 県警によると、ミニバイクを誤摘発していたのは、朝霞市と新座市の交差点。いずれも片側3車線以上あり、道交法で定められた2段階右折をしない違反者を取り締まっていた。

 昨年7月、違反を否認するケースがあり、調べたところ、これらの交差点は手続き上、取り締まりができない場所だと判明した。


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