2021年1月20日 16:12 | 無料公開
大阪市役所で記者団の取材に応じる日本維新の会代表の松井一郎市長=20日午後
日本維新の会代表の松井一郎大阪市長は20日、新型コロナウイルスのワクチン接種を国内で今夏までに終えるのは不可能だとして、東京五輪・パラリンピックの開催は困難との認識を示した。「世界中が未曽有の事態。後ろ倒しにして2024年を目指して国際オリンピック委員会(IOC)と交渉すべきだ」と市役所で記者団に述べた。
「最悪なのは中止で(大会が)なくなることだ。24年を予定しているパリも準備が厳しくなってきていると思う。4年ずつ後ろ倒しにすべきだ」と指摘。実現すれば24年に東京五輪、25年に大阪・関西万博と続くことになるとした。