立憲、羽田氏弟の次郎氏擁立へ 参院長野補選

羽田次郎氏

 立憲民主党の羽田雄一郎元国土交通相が新型コロナウイルスに感染し死去したことに伴う4月の参院長野選挙区補欠選挙で、羽田氏の後援会「千曲会」が後継として弟で新人の次郎氏(51)を擁立する方向で調整に入ったことが20日、分かった。立民県連との調整を経て、党公認で出馬する見通し。自民党は新人の小松裕元衆院議員(59)の擁立を検討している。

 複数の千曲会幹部によると、1月中に幹部会合を開いて次郎氏の擁立方針を確認し、立民県連幹部とも協議を進める。2月中旬にも次郎氏が正式に立候補表明する。立民は次郎氏を野党統一候補とするよう他の野党に呼び掛ける。


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