大栄翔9勝、正代かど番脱出 朝乃山7勝目、貴景勝は休場

玉鷲(左)と攻め合う朝乃山。寄り切りで下す=両国国技館

 大相撲初場所10日目(19日・両国国技館)平幕大栄翔は北勝富士を突き出し、9勝目を挙げた。10日目を終えて平幕の単独トップは2001年秋場所の琴光喜以来。大関正代は遠藤を突き落として勝ち越し、かど番を脱出した。

 かど番大関の朝乃山は玉鷲を寄り切って7勝目。大関貴景勝は左足首負傷による休場で負け越しが決まり、来場所は3度目のかど番となる。

 大栄翔を1差で正代が追い、3敗で朝乃山、ともに平幕の明生、逸ノ城が続く。十両は初黒星を喫した剣翔が単独首位。


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