全日空、運航規模15%縮小へ 国内線21年度、大型機を削減

 全日本空輸は19日、新型コロナの影響を考慮し、21年度の国内線は大型機の使用削減や成田―大阪など一部路線の運休により、運航規模を20年度当初計画比で15%縮小するとの見通しを発表した。感染拡大の状況をみながら月単位の運航便数調整を続ける。

 大型機の使用割合を20年度当初計画比で5割減らし、燃費性能の優れた小型機を3割増やして経費を削減する。成田―大阪のほか、関西―福岡と関西―女満別を通年で運休。羽田―関西と大阪―札幌は減便する。

 日本航空も19日、21年度の国内線は一部路線の減便により、運航規模を前年度当初計画比で2・5%縮小するとの見通しを発表した。


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