不振の大関貴景勝が休場 関取17人休場は戦後最多に

大関貴景勝

 大相撲の東大関貴景勝(24)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、常盤山部屋=が初場所10日目の19日、休場した。昨年11月場所で2度目の優勝を果たしたが、今場所は初日から4連敗を喫するなど9日目まで2勝7敗と不振。十両以上の休場者は17人で2002年名古屋場所の16人を上回り、戦後最多となる。

 貴景勝は負け越しが決まり、3月の春場所は3度目のかど番となる。

 新型コロナウイルスによる非常事態宣言下での場所は白鵬、鶴竜の両横綱が不在。場所前から初の綱とりで注目された大関の休場で土俵はさらに寂しくなった。新型コロナの影響で初日から休場の関取は15人。


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