はやぶさ2、小惑星二つを観測 残りの燃料用いて

日本記者クラブのオンライン記者会見に出席したJAXAの津田雄一教授=18日

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」の計画責任者を務める津田雄一教授は18日、日本記者クラブのオンライン記者会見で、小惑星りゅうぐうの探査を終えたはやぶさ2が今後、残りの燃料を用いて二つの小惑星を観測すると説明した。

 はやぶさ2は2031年、小惑星「1998KY26」に到着して観測を行う計画だが、向かう途中の26年に別の小惑星「2001CC21」も、近くを通過しながら観測する。2001CC21は地球に接近する軌道を持つことが分かっているが、詳しい形状などは不明。


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