80代女性自宅待機中に死亡 感染把握の5日後、京都

 京都市で昨年末、新型コロナウイルスに感染した80代女性が自宅で入院を待っていた間に容体が悪化し、肺炎で死亡したことが16日、京都府への取材で分かった。死亡したのは府が感染を把握した5日後だった。その間、府は女性の受け入れ先の医療機関を探していたという。

 府によると、府内では、他にも自宅で入院待ちをしていた感染者が死亡したケースがあるという。

 府は昨年12月26日に市の保健所から女性が感染したと連絡を受けた。受け入れ先の医療機関を探したが、病床が逼迫していたことなどから見つからず、その間に女性の症状が悪化し、同31日に死亡が確認された。


  • LINEで送る