コロナ下、初の共通テスト 各会場で感染防止策徹底

大学入学共通テストの1日目を終え、会場を出る受験生=16日夜、東京都文京区の東大

 大学入試センター試験を衣替えして初の実施となる大学入学共通テストが16日に始まった。新型コロナウイルス感染拡大で11都府県に緊急事態宣言が出る中、各試験会場では入念な感染防止策が取られた。1日目は地理歴史と公民、国語、外国語。図表をふんだんに使い、複数の資料を分析する出題形式となり、思考力や判断力を重視。予備校各社は、全体的にセンター試験より難しくなったとみている。

 例年、受験者数が最も多い英語を含む外国語のリーディング(筆記)を受けたのは89・2%の47万7035人。国語は85・6%の45万7687人、地歴公民は75・9%の計40万5552人だった。


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