2021年1月16日 18:56 | 無料公開
福岡市の飲食店に張り出された時短営業のお知らせ=16日午後
福岡県で16日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴う飲食店への営業時間短縮の要請期間が始まった。九州有数の歓楽街・福岡市博多区の中洲では、人通りが一層まばらに。「これで最後にしてほしい」。名物の屋台は休業を余儀なくされる店が多く、店主らから不満の声が上がった。
中洲ではこの日、県の要請に従って営業時間を午後8時までに変更することや、宣言解除予定の2月7日までの休業を知らせる張り紙が多くの店先に掲示されていた。
同市中央区の繁華街・天神で屋台「喜柳」を経営する迎敬之さんは要請期間中、店を閉める。道路占有許可の関係などで午後6時の開店を早められないためだ。