節分、今年は2月2日 124年ぶりの珍しさ

節分が2月3日からずれる主な年

 豆まきでおなじみの節分の日が、今年は例年より1日早い2月2日になる。1897年以来、124年ぶりという珍しさだ。国立天文台は「地球が太陽の周りを回る公転の周期が、1年きっかりではないことが原因。微妙なずれが積み重なった結果だ」と説明する。

 節分は季節を分けるという意味があり、立春の前日に当たる。立春を含む二十四節気は、太陽と地球の位置関係から天文台が日付を割り出し毎年、公表している。1902年から84年にかけては、2月4日となる年がたびたびあった。

 今年からしばらくは4年ごとに2月2日となり、2057年の次は58年で2年続くという。


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