陸連、緊急事態宣言中でも開催可 競技再開の指針を一部改訂

 日本陸連は15日、新型コロナウイルス禍を受けて策定した競技再開に関する指針を一部改訂し、緊急事態宣言中でも競技会の開催を可能とする注釈を加えた。開催の前提条件に「緊急事態宣言発出中であっても、要請内容にイベント開催の中止、自粛が含まれていない場合は検討してもよい」との文言を入れた。

 指針は「緊急事態宣言の解除」を前提とするが、イベントの自粛ではなく人数制限などを求めた今月の宣言を受けて多くの問い合わせがあったという。

 PCR検査について「主催者は参加競技者や関係者に受けるよう要請することも検討する。競技会開催前72時間以内に受けることを推奨する」とした。


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